保護司とは
犯罪や非行をした人も,何らかの処分を受けた後は,社会の一員として,地域社会の中で生活を送ることになります。こういった人たちが,再び過ちを犯すことなく,早期に更生できるように手助けするとともに,犯罪・非行の予防を図る活動を,更生保護と呼んでいます。
これらの更生保護活動を管轄する国の機関は法務省であり,出先機関として,地方更生保護委員会及び保護観察所が設けられています。また,更生保護の活動は,それぞれの地域社会を舞台として実施されることから,多くの民間の人々が,これらの活動に協力しています。その代表の一つが,保護司です。
保護司は,保護司法に基づき,法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(実質的には,民間のボランティア)です。保護観察官(更生保護に関する専門的な知識に基づいて,保護観察の実施などに当たる国家公務員)と協力して,保護観察や犯罪予防活動に従事します。給与は支給されませんが,活動内容に応じて,一定の実費弁償金が支給されます。
保護司記章
故吉田左源二東京芸術大学名誉教授のデザインによるもので,18枚の菊の花弁にひまわりと旭日が重ね合わされ,輪郭の輪には人の輪が,紅地には人の心・熱情が表されています。
