2023.06.29 学校と保護司の連携事業
学校との連携事業活動報告19 富山市、中新川、滑川、高岡市
犯罪や非行のない、安全で誰もが安心して暮らせる社会の実現のために
令和3年度学校と保護司との連携事業活動結果報告19
保護司は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないよう、その立ち直りを助けるとともに、犯罪予防のための世論の啓発に取り組むなど、安全・安心な地域社会づくりのために活動しています。
児童・生徒へ理解を深める活動もその一つで、毎年、更生保護法人立川更生保護財団より「学校と保護司との連携事業」に助成いただき、学校を始めとした地域との連携による活動を展開しています。保護司会の報告書からその一部を紹介します。
① 富山市保護司会(富山県)
非行や犯罪を未然に防ぐため、薬物乱用防止教室をはじめ、将来にわたって安心安全な地域づくりに向けた啓発活動を推進しています。
② 中新川保護区保護司会(富山県)
富山地方鉄道上市駅構内において、富山県立上市高校生に声掛けしました。青少年育成上市町民会議メンバーである中新川保護区保護司会員が10名参加しました。
③ 滑川地区保護司会(富山県)
10年程、薬物乱用防止教室を継続中。写真の学校では、7年連続で6年生が学習し卒業していくという伝統が生まれました。学習内容を確認するためカードを挙げ、○×クイズをしている場面です。
④ 高岡市保護司会(富山県)
「中学校と校区保護司との懇談会」は平成16年度から取り組み、継続的に実施しています。保護司の役割を伝えながら連携強化に努めており、令和3年度も学校側から具体的な意見や協力を求める意見を聞くことができました。懇談会の中、保護観察の事例等を伝えることが、生徒指導に役立っています。