活動紹介

2023.09.01 ひまわりサービス助成事業

令和4年度「保護司組織が実施する先駆的・モデル的事業」活動報告3


 全国保護司連盟では、保護司組織活動のうち、社会の要請に応えるための創意工夫を加え、他の保護司会及び保護司会連合会の参考となるような活動に対し、その活動の一層の充実を図ることを趣旨として助成を行っています。

 活動報告書からその一端を紹介します。

 本助成事業は、その一部に株式会社ひまわりサービスからの補助金を活用しています(株式会社ひまわりサービスホームページhttps://himawari-service.co.jp/)。



活動組織名

東山保護司会(京都府)


1活動の名称

 東山地区“社会を明るくする運動”の集い ~子どもたちが主役~


2活動目的・趣旨

 “社会を明るくする運動”啓発活動のうち2月には「子どもたちが主役」というサブタイトルの下、区内に2校ある義務教育学校の子どもを中心にした活動を通して地域住民への啓発を行っている。子ども自身の主体的な活動により、子ども自身の問題として同運動を考えるきっかけとなり、大人もその姿を見ながら一緒に考えてもらうことを目指している。


3活動の実施状況

 地区推進委員会を立ち上げ、同運動を多くの関係団体と進めている。集いはコロナの影響で2年間実施できなかったが、令和4年度はしっかりとした感染対策を行い、参加者を絞り、時間を短縮して開催した。

【第1部】

 ○東山泉小中学校吹奏楽部演奏

 ○東山泉小中学校生徒会役員による薬物乱用防止教室での学習を基に作成したメッセージ発表

 ○東山総合支援学校生徒の寄席

【第2部】

 同運動作文コンテスト入賞作品の表彰式並びに発表


活動の実施による効果

 作文の表彰では、応募の作文を読み込み、内容にふさわしいオリジナルの表彰状を作成している。このことにより子どもたちがどのような思いで犯罪や非行をなくそうと考えているのかを受け止めることにつながっている。

 啓発用のティッシュと、生徒のポスターを基に作成したメッセージカードを、区内の全小中学校児童生徒に配布した。子どもたちの作品によるメッセージカードを使用することで、同運動がより身近なことと実感してもらえた。

 コロナの感染拡大防止のため、参加者を制限したが、当日録画したDVDや印刷した作文集を希望者に配布することでより広く周知を図ることができた。


東山保護司会の紹介ページ

https://www.kouseihogo-net.jp/hogo/hogoshi/hogoshi_support/index/973