2023.12.25 保護司会活動
保護司アジ研協力会活動報告
第182回国際研修参加者のホームビジット受入れで協力(A事業)
令和5年9月25日(月)
第182回国際研修は、「刑務所出所者の効果的な社会復帰支援―就労、住居、医療等の切れ目のない支援の実現に向けて」をテーマに9月8日から10月3日まで行われ、海外参加者は15か国(ベリーズ、カンボジア、クック諸島、ジブチ、ラオス、モンゴル、ナミビア、ネパール、北マケドニア、パプアニューギニア、サモア、ソロモン諸島、スリランカ、ベトナム、ザンビア)から17名、国内から7名が参加して行われました。当協力会ではこれら研修参加者に対して、会員である4名の保護司がホームビジットを受け入れて、日本の保護司の活動状況等を紹介するとともに、日本の文化体験を行う等、短い時間ですが交流を深めました。研修参加者が実際に保護司の自宅を訪ねて経験談を聞くことで、日本の保護司制度とその運用について理解を深めてもらう貴重な機会となりました。
ホームビジットには研修参加者の他JICAの職員及びアジ研の教官も同席しました。
第25回汚職防止刑事司法支援研修参加者への文化交流での協力(A事業)
令和5年11月15日(水)
第25回汚職防止刑事司法支援研修は、「国際協力を活用した効果的な汚職事件捜査」をテーマとして11月2日から同月28日まで行われ、海外参加者は25か国(バングラデシュ、ブラジル、カンボジア、コートジボワール、フィジー、ホンジュラス、インド、インドネシア、カザフスタン、ケニア、レバノン、マレーシア、モルディブ、ネパール、ナイジェリア、パキスタン、シエラレオネ、南スーダン、スリランカ、タイ、ウクライナ、ウズベキスタン、ベトナム、ザンビア、ジンバブエ)から30名、国内から4名が参加して行われました。
今回の文化交流では、日本の保護司として、日本文化である筆ペンを使った習字の体験のお手伝いをさせて頂きました。初めて習字に挑戦した海外研修参加者は、思い思いの書き順で「日本」、「保護司」、「平和」、「愛」などのお手本の漢字を練習し、最後に、自ら選んだ文字を色紙に清書して終わりました。今回は、日本の繊細な伝統文化に触れる貴重な体験のお手伝いができたのではないかと思います。また、同時に日本の保護司制度について紹介することで、保護司が日本の更生保護を支えていることを海外の研修参加者に知ってもらう大変意義深い機会にもなりました。
保護司アジ研協力会創立20周年記念事業を実施(C事業)
令和5年11月25日(土)
保護司アジ研協力会は2003年1月9日に創立し今年20周年を迎え、11月25日にアルカディア市ヶ谷にて、記念講演会、式典祝賀会を開催しました。
記念講演会では、元法務省保護局長今福章二様に講師をご依頼し、「グローカルな視点から保護司の未来を考える」をテーマにご講演をいただきました。
式典では、法務省保護局長押切久遠様、元アジ研所長酒井邦彦様、日本更生保護協会常務理事・事務局長幸島聡様、全国保護司連盟事務局長吉田研一郎様にお祝いのお言葉を頂きました。祝宴では、アジ研所長森永太郎様の乾杯のご発生で開宴され、出席されたご来賓、協力会会員の皆様は和やかに懇親を深めました。
保護司アジ研協力会の紹介ページ
https://www.kouseihogo-net.jp/hogo/hogoshi/hogoshi_support/index/2080