活動紹介

2025.01.22 保護司組織活動活性化事業

保護司組織活動活性化事業に対する助成について

保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。

  

釧路保護司会連合会

【活動の名称】令和5年度北海道道東ブロック更生保護研究大会

釧路保護司会連合会は地域が広く、保護観察所へ行くのにかなりの時間を要する保護司も多いことから、デジタル化の推進は重要であり、研究大会をハイブリッドで開催することで、より多くの保護司に協議・研究に参加できる場を提供することができています。(全国保護司連盟)


【活動の目的・趣旨】

道東の更生保護関係者が一堂に会し、時代の要請や地域社会の期待に応えるため、研修会を開催し研さんに努めるとともに、功労者の顕彰を行うことにより意識の統一と士気の高揚を図り、もって更生保護活動を一層充実強化し、安全・安心な社会の実現を期そうとするものである。


【活動の実施状況】

研究大会開催日  令和5年10月13日

開催場所

本会場…コーチャンフォー釧路文化ホール

大会役員・来賓・法務大臣表彰受彰者、釧根ブロック地区保護司会員・更生保護関係者が参集

サテライト会場十勝・北網ブロック各地区保護司会(13会場)

保護司会員及び更生保護関係者が参加

開催方法 ZOOMを使用し、本会とサテライト会場を結ぶハイブリッド形式

参加者数 580名(本会場 241名、サテライト会場 339名)

大会内容

顕彰(法務大臣表彰)、 研究協議(パネルディスカッション、テーマ:「地域で支える立ち直り」~再犯防止の実践と課題~、基調報告「第二次再犯防止推進計画について~地域による包摂の推進~」、意見発表、会場内参加者・サテライト会場参加者との意見交換


【活動の実施による効果】

ハイブリッド形式の開催によりサテライト会場を設置した結果、参加者数が従来の参集方式に比べ増加した。

各地区保護司会のZOOM配信操作が技術的に向上し、今後連合会での諸会議等の開催にZOOM会議の開催が可能になった。

今大会の研究協議に行政からの出席をお願いしたことにより、再犯防止推進計画の取り 組みが進展し、釧路市地域福祉計画への再犯防止推進計画の包含につながった。


【配慮・工夫をした点・今後の課題等】

配慮・工夫した点

オンライン開催に当たり、各サテライト会場との音声・映像の受信状態を良好にするためリハーサルを繰り返すなどの対応を行った。

コロナの感染対策を考慮し、ハイブリッド形式により密を避けて開催した。

今後の課題

今後、コロナ等の感染状況も緩和され、従来の開催地への参集が主になってもハイブリット形式よる開催が必要になるか検討の余地がある。

各地区更生保護サポートセンター等においても十分な活用ができるよう、更なる人的・物的な    

環境整備が必要と考える。

(令和5年度助成事業)