活動紹介

2025.03.04 保護司組織活動活性化事業

保護司組織活動活性化事業に対する助成について

保護司組織活動活性化事業に対する助成は 更生保護法人立川更生保護財団及び ㈱ひまわりサービス からのご厚意による助成金を基に、保護司組織が実施する安全安心な地域社会を実現するための効果的な活動、更生保護関係団体相互の連携の強化や他の団体を含む地域ネットワークの構築に資する活動、保護司適任者の確保や保護司会の活力の増強に資する活動等に対し実施しています。このページでは保護司組織の活動報告書からその一部を紹介します。

 

白河地区保護司会(福島県)

【活動の名称】タブレット(ITC化)による保護司組織活動活性化事業

保護司専用ホームページ(H@)が開設され、報告書の作成・観察所への送付もH@を活用して行えるようになりました。そのような状況の中で、講習会等によりH@の積極的な活用を支援することで、保護司会のデジタル化が進み、組織の活性化や若い年齢層の保護司の確保も期待できます。(全国保護司連盟)

 

【活動の目的・趣旨】

ICTを活用した保護司組織の活性化及び関係機関等との連携強化を図り、継続的に会員が主体的に活動できる組織づくりを築くことを目的とする。


【活動の実施状況】

保護司会事務局のICT化の推進

 ネット環境の整備(Wifi、パソコン、タブレット、Webカメラ、プロジェクト等の整備)

保護司会及び保護司活動のICT化の推進

・保護司専用ホームページへの登録・報告書の提出やメッセージボード機能の活用促進                                           

・パソコン、タブレット、スマホによるSNS等を活用した情報連絡等

ICT 化推進のための講習会開催(保護司専用ホームページによる報告書の作成・提出方法、パソコン講習会等)

関係機関との連携

ICT化を活用した観察所、更生保護女性会、県内18地区保護司会との情報交換、連携強化


【活動の実施による効果】

パソコン、タブレット講習会開催により保護司会事務等の効率化、簡素化が図られるようになった。また、保護司専用ホームページでの報告書作成、提出ができるようになった。                                                 

保護司の中にはICT化に不安や苦手意識を持つ人もいたが、利便性もあり、さらに、自分のスキル向上の恩恵があることを感じている。                                           

組織、事務のICT化を進めたことにより、新任保護司として50代の保護司3名の確保ができた。                                         


【配慮・工夫をした点・今後の課題等】

今回の事業の主目的は全員が保護司専用ホームページによる報告書の作成・提出ができるようにすることと、組織活動の活性化であったが、その最初の一歩はできたのではないかと思っている。

地区保護司会会則の一部改正を行い、組織の活性化、事務の効率化を図り活動できる組織の構築を行ったこと。

保護司の中にICT化に不安や苦手意識を持つ人もいたので、そのアレルギー解消のため、パソコン等講習会開催を数多く実施し、また、個別指導も行って解消に努めた。

今後の課題等として、ペーパーレス化の推進、サポート体制、人材育成、ICT化の進め方など情報化社会に対応できる力を備えていく必要があると思う。 

(令和5年度助成事業)

 

白河地区保護司会の紹介ページ

https://www.kouseihogo-net.jp/hogo/hogoshi/hogoshi_support/index/584