開所日　　月曜日～金曜日（年末年始、祝日を除く）

　当保護司会は平成11年の保護司法改正により法定保護司会として、宮古市をはじめとする１市２町２村で構成され保護司4１名で発足しました。法定化前においても「宮古地区保護司会規約」に基づき運営されていましたが、現在は市町村合併を経て、宮古市、山田町で構成され、３３名の保護司で活躍しています。定数４７名には満たないものの、全員がその使命に燃え日夜更生保護活動を実施しています。そしてまた、更生保護女性の会、協力事業主会及びBBS会等の関係団体と連携を図りながら、少数精鋭で効果的な活動を目指し頑張っています。

　従前の保護司会事務局は、事務局長等の個人宅に設置してましたが、平成２９年６月１日に商業施設の一部を間借りして、念願のサポートセンター開設に至りました。その後残念ながらその施設の閉鎖により、撤退を余儀なくされました。しかし、サポートセンターは企画調整事務等の日常業務及び対象者との面接場所として、必要欠くべかざるものであり、その確保に粘り強く行政当局と交渉を重ねました。その結果、宮古市のご理解を頂き令和４年４月１日から現在地である公共施設「宮古市地域創生センター」の一室をお借りすることができました。

　現在の施設は市の中心街から少し離れているものの、対象者との安心しての面接、役員会等の開催も実施できる等、従前の場所とは比較にならないほどであり、保護司会としてもスムーズな運営ができ満足しているところです。さらに、更生保護女性の会の活動場所として、必要に応じて貸し出しをしています。

　これらのことから安定したサポートセンターの確保は、保護司会活動の飛躍的な発展に寄与するものと確信しています。まさに当会の活動方針「地域とともに歩む更生保護活動」は、活動拠点無くして成しえないものだと実感しています。

　今後も、会員相互の情報交換、学びの場、更生保護活動の発信拠点として、さらなる充実、発展強化を目指してまいります。